龍頭観音点描仏画 C6

あんまり龍が人気なので、勢いで描いてみた龍頭観音。

龍頭観音は仏法を守護する観音です。雲の上に龍。龍の上に結跏趺坐もしくは立像の白衣観音が一般的ですが、わたしはうっかり立膝で描いてしまいました(笑)

 

龍頭観音~龍に騎乗した観音菩薩です

龍に乗った観音菩薩(150×1150)バージョン1

 

龍頭観音点描仏画 C6 ver1

 

法華経でもさまざまな姿を取り、人々の間に表れる観音菩薩が描かれています。そのためか変化が多く、観音経に至っては「あらゆるシチュエーション」に合わせて変化する観音が登場。十一面観音・千手観音から三十三観音まで人々のニーズ?に応じた変化身を多つオールマイティ菩薩です。 >>観音菩薩(クァンイン)

 

 

観音菩薩はオールマイティゆえに、民間信仰の対象にもなり易く多種多様なバージョンがあります。

さまざまな苦しみを抱える衆生のために、もっとも適した姿で登場してくれるのです。七観音(聖観音・千手観音・十一面観音etc)、三十三観音など受け継がれた観音像もいれば、その地域特有の名を冠した観音も存在します。

苦難の中で救済を求める人の心があれば。救済された人々がその霊験に感謝を捧げれば、観音は無限に生まれ続けるのです。

 

 

 

法華経「観世音菩薩普門品」

 

仏教にはもともと「対機説法」という言葉があります。

難しいことを難しく説くのは簡単ですが、一般の衆生には難しすぎて理解できない。(=意味がない)

釈尊は、相手の理解度や知識レベルに合わせて教えを説いたといわれています。

 

仏教…というか、多神教はこういう臨機応変さが良いですよね。(一神教の神の厳しさとは一線を画す)

 

観音菩薩は更に発展させ、その人・そのシチュエーションに最も見合う形で変化し現れ功徳を与えます。

ヒンドゥ教のヴィシュヌの変化(アヴァターラ)もそうですけど、信仰を集める神仏ほど「変化して救済しに来てくれる」伝承が生まれやすいですね。

 

 

法華経の「普門品」には、観音が変化し功徳を行う詳細が描かれています。

 

応に婆羅門の身を以て度うことを得べき者には、即ち婆羅門の身を現して、為に法を説くなり。

応に比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の身を以て度うことを得べき者には、即ち比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の身を現して、為に法を説くなり。

中略

応に天・竜・夜叉・乾だっ婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・魔ゴ羅伽・人・非人等の身を以て度うことを得べき者には、即ち皆、これを現して、為に法を説くなり。

中略

この観世音菩薩は、かくの如き功徳を成就して、種種の形を以て、諸の国土に遊び、衆生を度脱(すく)うなり。

 

この後も、火災にあっても、盗難にあっても、悪人に追われても、海で漂流しても、縛られることがあっても、観音を念ずれば救済される…と続きます。

読んでいると気分がアガルので、観音好きは一読をお勧めします^^

 

現代人であるわたしたちが、神仏の救済を心から願う状況に陥ることは滅多にないですが、些細なことが命取りになる古い時代に、観音の変化が次々と生まれたのは必然なんでしょうね。

 

龍に関してはこちらをどうぞ♪

 

 

 


 

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