彩色仏画

仏画各種

水月観音/点描仏画C12

龍頭観音と同じく三十三観音に属します。青色を欲してたので描きましたw 水月観音の造形 三十三観音の形は厳密に決められていませんが、その名の通り水辺の岩に座したり、水に浮いた蓮葉の上に立ち、水瓶や柳...
仏画各種

馬頭観音/点描仏画C11

「馬頭」の名の通り馬の首を冠し、馬のみならず畜生の救済を行う観音変化菩薩。昔の人たちにとって「使役動物」こそが命綱。馬や牛は「商売道具」であり「旅の盟友」であり日常に欠かせない相棒。馬や牛が傷つかず、自分たちの旅路も守られるように、各地に馬頭観音が建立されています。「見た目の顔」は問題じゃないと思いつつ、大事なペット託し供養するには、優しい顔の方がいいですよね(笑)
仏画各種

薬師如来(バイシャジャグル)/点描仏画C10

チベットでも日本でも人気の薬師如来。チベット語ではサンギェ・メンラ。サンスクリットではバイシャジャグル。(バイシャジャは「医療」、グルは「指導者」)衆生の病を治すという質からか、古くからインド・チベット、日本でも庶民からの信仰が篤く、密教でも顕教でも信仰を集めています。日本では「大医王仏」とも呼ばれ、飛鳥時代から信仰の対象になっています。薬師如来は十二神将・七千眷属を率いていますが、この眷属の多さは衆生を悩ます病の多さを表しているそうです。人間を蝕む心身の病の多さは現代と変わらないのですね。
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大日如来(マハ―ヴァイローチャナ)/点描仏画C9

ヴァイローチャナ、またはマハ―ビルシャナ。ビルシャナ(毘盧遮那)は「遍く照らす」意味を持ちます。マハ―(偉大な)ビルシャナである大日如来は「宇宙の隅々まで遍く照らす智慧」の如来です。釈迦が開祖いた仏教は時代と共に変化し、より暮らしに根付いた功徳や現世利益を与える尊格を増やしはじめ、7世紀には密教が成立しました。空海が招来した両界曼荼羅(金剛曼荼羅・胎蔵曼荼羅)の中核に座すのが大日如来です。
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孔雀明王(マハ―マユ―リ)/点描仏画C8

マハーマユーリまたはマニーラ。孔雀明王は、あらゆる諸毒や災難を取り除くとされる明王です。毒虫はよく悪や厄災のシンボルにされます。(蛇は東西問わず智慧のシンボルであり、良くも悪くも様々な宗教・伝説に登場しますね)孔雀は美しい姿とは裏腹に蛇や毒虫を餌にします。ゆえに、孔雀明王は厄を取りのぞく美しい菩薩形の明王として描かれます。修験道では役小角が孔雀明王真言を唱え30年の行を積んだと言い伝えられ、真言密教では釈迦が衆生を教化すると為に取った姿とも言われています
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弁財天(サラスヴァティ―)/点描仏画C7

弁財天は美と智慧と音楽の女神。ヒンドゥ教では河川の女神サラスヴァティ―。ブラフマンの妃です。リグ・ヴェーダに「世界の富を知る」福や富の女神という記述があり、古くから招福・財運の女神の質を持っています。「サラス」は水「ヴァティ」は所有の女性形。「水を持つもの(女性)」という語源からも、古代文明の中で「河川を制するもの」は=「豊穣」「富裕」だったことがわかります。
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龍頭観音/点描仏画C6

なぜか人気の龍頭観音。民間人気NO.1で、衆生を救済する慈悲の菩薩・観音菩薩は、法華経「普門品」以降、より人間のニーズや状況に合った姿に変化するようになります。その姿が、一般的には三十三観音として知られています。変化観音の1つが龍頭観音ですが、普門品には幾度も「竜」が登場します。或いは巨海に漂流して、竜・魚・諸の鬼の難あらんに、彼の観音の力を念ぜば。波浪も没すること能わざらん。或いは悪しき羅刹、毒龍・諸の鬼等に遇わんに、彼の観音の力を念ぜば、時に悉く敢えて害ざらん
仏画各種

観音菩薩(クァンイン)/点描仏画C5

観音菩薩(観自在菩薩)。チベット語だとチェンレースィ、中国語だとクァンイン。ヒーリング世界では、オーラソーマにラオツー&クァインイン(老子と観音)ボトルがあったり、オラクルカードにもクァンインカードがあったり…なぜか中国語読みが流通してますね。(ちなみにサンスクリットだとアヴァローキテーシュバラ)「慈悲の菩薩」という側面からか、各国・地域での民間信仰が非常に強く、二世紀の「法華経」からすでに、人々の暮らしの中に変化して登場する観音菩薩が登場しています。八世紀以降は十一面観音、千手観音、三十三観音など状況や功徳に応じた観音が多く生み出されています。
仏画と色とシンボル

仏教五大と色と形(方位)

仏教五大と色・色と形の象徴・密教五色・五智如来の色と方位 五大と色 仏教五大は地大「黄色」水大「白色」火大「赤色」風大「黒色」空大「青色」この五元素・五色で構成されています。
仏画各種

文殊菩薩(マンジュシュリ)/点描仏画C3

文殊菩薩は智慧の菩薩。 チベット語だとジァムヤン、サンスクリット語だとマンジュシュリ。日本の正式名は「文殊師利菩薩」。対になる虚空蔵菩薩が学問・記憶の菩薩だとすれば、文殊菩薩はもっと現実・具体的な「生きるための智慧」の菩薩です。
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