点描曼荼羅

仏画と色とシンボル

曼荼羅につきまして

曼荼羅とはサンスクリット語のmandala。mandaは「心髄」「本質」「醍醐」の意味を持ち、laは物の所有を表します。 宗教的な曼荼羅 曼荼羅は4世紀、インドの祭祀の壇として登場しています。神仏を降ろす祭壇…まさに「本質を所有する場」...
ワークショップ案内

点描曼荼羅ワークショップ

点描曼荼羅でホワイトターラやグリーンターラ、クァンインなどを装飾します。金剛曼荼羅「成身会」など本格的な両界曼荼羅を点描で描くことも可能です。
仏画各種

アマビエ点描画(無料配布下絵)

アマビエ下絵「無料配布」 配布条件:当校の「点描仏画WS」にご参加いただいてる方 「アマビエ描きたい~」という方には無償でアマビエ下絵を配布します。(PDFメール添付) 使用条件は通常の「点描仏画」と同じです。下記をご確認の上、メールでご希望の旨をお知らせください。 メールはホワイトターラサイト&普段やり取りしているメアドで構いません。
仏画各種

「火焔鳳凰」聖獣5

北斎の「八方睨み鳳凰図」のように、「どこが頭で、どこが顔かよくわからない鳳凰を描きたい!」と思って描いた鳳凰。後の詩人や哲学者たちはフェニックスの伝説から、壮大な宇宙の死滅と再生、自然の大いなる循環を見出しました。フェニックスの循環は秘教により500年~1456年周期で伝承されています。自らの羽根で火を熾し、灰に飛び込み死を迎え、死を迎えたことで次の再生を得る。 エジプトのミイラから伝承されるように「変わらぬ永遠の生命を維持する」のではなく、フェニックスは「死と再生を繰り返し、循環しながら永遠を生きる」シンボルです。
仏画各種

「双鳳凰」聖獣4

俗説では「鳳は雄」「凰は雌」。番で出現すると鳳凰=「永遠の愛の象徴」「調和と平和」。ただ皇帝のシンボルである龍(男性性・皇帝・陽)と組み合わさると鳳凰は女性性・皇后の象徴となり、明朝以降の袍に刺繍されているのが目立ちます。現代でも伝統的な中国の結婚衣装には龍と鳳凰が描かれ、「龍凰呈祥(りゅうほうていしょう)」は繁栄を意味します。
仏画各種

馬頭観音/点描仏画C11

「馬頭」の名の通り馬の首を冠し、馬のみならず畜生の救済を行う観音変化菩薩。昔の人たちにとって「使役動物」こそが命綱。馬や牛は「商売道具」であり「旅の盟友」であり日常に欠かせない相棒。馬や牛が傷つかず、自分たちの旅路も守られるように、各地に馬頭観音が建立されています。「見た目の顔」は問題じゃないと思いつつ、大事なペット託し供養するには、優しい顔の方がいいですよね(笑)
仏画各種

「龍画2」聖獣2

この龍の絵はチベットタンカ教本を手本にして描きました。なので最も中華風?かな?龍の正面顔は、気を抜くと豚っぽくなるんですけど…参加者の皆さまには「顔が怖い」と不評です(笑)龍画一覧 龍や鳳凰など聖獣画一覧です。点描仏画C1 &C2 参加後に、お好みの聖獣画を描いて頂けます。
仏画各種

「龍画1」聖獣1

点描で描く龍の絵「龍画1」です。ウロボロス(自分の尾を飲む蛇)風に「円」を描く龍。点描龍画は「点描仏画」の1チャプターです。龍画だけを描くことはできません。「点描仏画」で受講必須のC1&C2 、チャプター1「基礎講座」チャプター2「ホワイトターラ」を終えてから龍画に進んでいただけます。C1C2受講済みの方は、ご予約時にご希望の聖獣画をご指定下さい。
仏画と色とシンボル

龍を描く

龍やドラゴンは古今東西各地の伝説・伝承・神話に登場します。東洋の龍は吉祥や智慧、西洋のドラゴンは悪(時にユーモラスな、時に悪魔のような)で描かれることが多いですが、龍の善悪の区別はかなり曖昧です。龍は雲、雨、そして大河の象徴であり、陰陽五行では「陽」に分類され男性性。易経では「智慧」を表すと記されています。秦代以降、龍は皇帝のシンボルでした。漢の高祖・劉邦の母親は自分の上に「赤龍」が乗る夢を見た直後、劉邦を懐妊したと伝えられ、龍座・龍袍・龍顔…中華文明において皇帝と龍はほぼ同義です。
仏画各種

薬師如来(バイシャジャグル)/点描仏画C10

チベットでも日本でも人気の薬師如来。チベット語ではサンギェ・メンラ。サンスクリットではバイシャジャグル。(バイシャジャは「医療」、グルは「指導者」)衆生の病を治すという質からか、古くからインド・チベット、日本でも庶民からの信仰が篤く、密教でも顕教でも信仰を集めています。日本では「大医王仏」とも呼ばれ、飛鳥時代から信仰の対象になっています。薬師如来は十二神将・七千眷属を率いていますが、この眷属の多さは衆生を悩ます病の多さを表しているそうです。人間を蝕む心身の病の多さは現代と変わらないのですね。
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