仏画各種

「飛天龍画」聖獣7

飛天(天女)と龍を描いてみました。敦煌の躍動感がある飛天はなかなか描けない…。当校では飛天の彩色仏画、点描聖獣画を描いていただけます。
仏画と色とシンボル

飛天を描く

飛天といえば敦煌。敦煌といえば飛天。楽神・ガンダルヴァは香しか食さず、全身から香の香りを漂わせていると伝えられています。上記の成り立ちや役割があるので、敦煌の飛天は、上半身裸体・裳裾や天衣が飛翔の風を受けて長く天に舞い(この翻る衣がとても特徴的なのです)諸仏を礼賛するための所作を行う。楽器を奏でる飛天・散華する飛天・香炉を掲げる飛天 そんな造形で描かれています。
仏画各種

「龍画3」聖獣3

飛翔する龍・龍画3(聖獣画3)この龍の絵は「水龍」のつもりで描いたような気がしますが、雲海から飛翔してる風に描く方が多いような(笑)←どっちでもいいです☆龍画の中で1番人気です。
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龍を描く

龍やドラゴンは古今東西各地の伝説・伝承・神話に登場します。東洋の龍は吉祥や智慧、西洋のドラゴンは悪(時にユーモラスな、時に悪魔のような)で描かれることが多いですが、龍の善悪の区別はかなり曖昧です。龍は雲、雨、そして大河の象徴であり、陰陽五行では「陽」に分類され男性性。易経では「智慧」を表すと記されています。秦代以降、龍は皇帝のシンボルでした。漢の高祖・劉邦の母親は自分の上に「赤龍」が乗る夢を見た直後、劉邦を懐妊したと伝えられ、龍座・龍袍・龍顔…中華文明において皇帝と龍はほぼ同義です。
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